元ドラマーが考える職業病・腰痛の3つ原因とその対策

ドラマーの腰痛対策

スポンサーリンク

ドラマーとして約10年活動していた私、えむ(@mnb_yx)です。

同業者の間でもよく話題になるドラマーの職業病といえば、腰痛と痔。私は痔にはならなかったが、腰痛とはずっと付き合ってきた。

今考えると、アレがよくなかったなーと思うこともある。

この記事では、私自身の経験からドラマーが腰痛になる原因と対策について考えてみた。

スポンサーリンク

ドラミング

原因 スローン(椅子)と座り姿勢

これを言っては元も子もないが、ドラミング自体が腰に負担をかけていたと思う。

個人差はあれど、叩いている最中はスローン(椅子)に軽く腰掛ける程度であるため、負担がその1点に集中する。私はすごく浅く座るタイプだった。5,6曲叩いたぐらいですでに腰がピキピキいっていた。

とはいえ深く座ると太ももの可動域が狭まり、バスドラを踏みづらくなる。

対策 サドル型のスローンを使う

従来の座面が丸いタイプのスローン以外に自転車のサドルのような座面のものが発売されている。

実際に座るとわかるが、しっかり座れているにもかかわらず太もも部分はフリーになるため、バスドラを踏むのにも支障がない。

欠点はスローンの持ち運び。機材車がないバンドに所属しているドラマーは毎回のスタジオやライブに持っていくのは困難だ。

重いのはスタンド部分だから、スローンの下の部分は持ち歩かずに座面だけ持ち運ぶとそこまで重くならずに済む。

長くドラマーとして活動するためには身体の故障を予防するのも大切な仕事の1つ。スローンも慎重に選ぶ必要がある。

created by Rinker
ROC-N-SOC
¥17,980 (2018/12/02 18:47:18時点 Amazon調べ-詳細)

機材の持ち運び

原因 キャリーを使った機材運び

私がドラムを始めたばかりの時は多くの荷物をキャリーに載せて移動していた。やはり自分の機材で演奏し、使い勝手が分かっているので安心感もある。さすがにドラムセットすべて持っていったわけではないが、多い時は以下のような機材を持ち歩いていた。

  • ツインペダル
  • スネア
  • シンバルスタンド2本
  • シンバル(チャイナ・スプラッシュ)
  • タム(8″ or 10″)
  • スティックケース(12ペア収納)

こんなに持っていると移動だけでもかなり体力を使うし、エレベーターのない駅では結局キャリー自体を持ち上げて階段を登ることになる。

対策 機材の選別と軽量化

ある程度場数を踏むと慣れもあって、そんなに機材を持っていくは必要ないと考えるようになった。

スタジオの時はだいたいレンタルで済ませて、スプラッシュとスティックケースだけ持っていくようにしてみたところ、機材レンタル代もかかって100円/1時間ぐらいで、それで重い荷物から解放されるなら安いぐらいだなと思った。

スネアは常設だし、ツインペダルやスタンド系はレンタル料が無料のところが多い。かかってもチャイナのレンタル代ぐらいだ。

ライブでもできるだけシンバルスタンドは持っていかないようにしていた。予備のスタンドを貸してくれるライブハウスも多。事前に電話で確認して当日貸して欲しいと伝えておけば荷物が減らせる。

地味に大きかったのが、スティックケース。

以前は12ペア入った大容量のケースを使っていたが、途中から3ペアのものを使うようになった。

スティックが折れることを考えると予備が2セットだと心配だなと思っていた。しかし、そこまでポキポキ折れることはあまりないし、ブラシやマレットを常に必要とするジャンルのバンドを私が担当していなかったという理由もある。

一度3ペアのケースに変えてしまったら、その軽さに感動してレコーディングやワンマン以外のほとんどの仕事で持ち歩くようになった。

スポンサーリンク

ツアー移動

原因 長時間の車移動

音楽活動をしているとツアーをやる機会がある。みんなで電車移動するような費用が出ることはあまりないため、機材車やレンタカーなどで移動することになる。

よくあるのは東名阪ツアーで東京、名古屋、大阪でのライブ。長距離の移動は普段腰痛持ちでなくとも辛い。高速バスのように多少フカフカしている座席ならいざ知らず、機材車は椅子が硬い上に機材も載せているため、車内のスペースはかなり狭い。

音楽専業でなければアルバイトの都合などもあって東京→大阪などは前日の深夜出発が多い。入り時間に遅刻するわけにはいかないので、あまり休憩を取らずに同じ姿勢でいるため腰痛だけではなく、エコノミー症候群になる可能性もある。

対策 早めに出発してPA・SAでこまめに休憩を取る

移動時間に余裕をもたせることで、休憩を多く取っても入り時間に間に合うようにするのが、最善の策。私はいろいろなクッションを使ってみたが、多少は軽減されるものの、長時間同じ姿勢でいるとあまり意味がなかったように感じた。

スルーしがちな自販機しかないPAに寄って、車外に出て背伸びするだけで身体はかなりスッキリする。

一番良いのは移動が当日の新幹線移動になること。私も新幹線移動のOKをもらったときは本当に嬉しくて、ギャラが少し安くてもこのバンドの仕事好きだなーと思っていた(笑)

まとめ

ドラマーは全身を使う仕事だ。多くの負担がかかる腰は特に大切にして欲しい。

私の経験から考えられる腰痛対策は以下の3つ。

  • サドル型スローンを使う
  • 機材は選別して、軽量化も検討する
  • ツアー移動は早めに出てこまめに休憩する

できるところから始めて徐々にやっていくだけでも、全然違う。ドラマーたちが少しでも腰痛から解放されますように!

参加したお題:「健康のためにやっていること・食事法など」

Twitterバナー
 

スポンサーリンク






ABOUTこの記事をかいた人

えむ

V系でプロのドラマーとして10年間活動後、引退しました。 過去の経験を活かし、バンドマンへのアドバイス記事を書いています。 現在はサラリーマンとして勤務する傍ら、古本屋めぐりとホラー漫画の収集に凝っています。このブログでは藤子不二雄(A)、伊藤潤二、呪みちるをはじめとして私が愛する漫画作品を紹介します。